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使用済燃料

原子力発電所の燃料として一定期間使用した後、取り出した燃料を使用済燃料といいます。全国の原子力発電所からは毎年900〜1,000tの使用済燃料が発生します。使用済燃料の中には、燃え残りのウラン235や、ウラン238が中性子を吸収して変化し、新たに生成された燃料であるプルトニウムなどが含まれています。日本は使用済燃料を再処理し、これによって抽出されるウランとプルトニウムを原料にMOX燃料をつくり、再び軽水炉で利用する原子燃料サイクル路線を国の基本方針としています。

(2016年3月掲載)

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