当社の原子力発電所の適合性審査申請について

当社は、原子力発電所の新規制基準適合性審査について、女川原子力発電所2号機を2013年12月27日に、東通原子力発電所1号機を2014年6月10日にそれぞれ申請いたしました。

当社原子力発電所の安全性向上に向けた取り組みの基本的考え方

安全対策の基本思想

万一の事故の際に、その進展段階に応じてそれぞれ対策を講じる「深層防護」と、各段階の対策に二重・三重の厚み「多様化・多重化」を加えることを基本的な考えとし、重要な安全機能を設備面・運用面の両面から強化してまいります。
さらに、新規制基準の要求を満たすことに留まらず、自主的かつ継続的な安全性向上に取り組んでまいります。

新規制基準適合性審査に関わる基本姿勢

申請にあたり確認した、新規制基準への対応についての当社の考え方や、申請内容が基準に適合していると考える根拠などについて、審査を通じて真摯に説明を尽くしてまいります。
そのうえで、先行電力の審査動向も含めた、科学的な議論や最新知見に基づく評価の結果、女川、東通のさらなる安全性向上の観点から重要と判断した対策については、自主的に取り入れてまいります。

新規制基準適合性に係る審査の流れ

新規制基準適合性に係る審査の流れ
  • ※1原子炉設置変更許可申請:原子炉設置に係る基本設計および体制の整備等の基本方針の変更について、安全性に問題のないことを原子力規制委員会に審査していただくための申請。
  • ※2工事計画認可申請:原子炉設置変更許可申請書に記載された基本設計に従ってなされた原子炉施設の詳細設計について技術基準を満足していることを原子力規制委員会に審査していただくための申請。
  • ※3保安規定変更認可申請:運転管理、手順、体制等の原子炉施設の運用に関する事項を規定した保安規定の変更について、原子炉等による災害の防止上十分であることを原子力規制委員会に審査していただくための申請。
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