原子力安全に関する品質方針
原子力安全に関する品質方針

2025年4月1日
東北電力株式会社
代表取締役社長 社長執行役員
石山 一弘
われわれには、先人の高い安全意識を継承し、東日本大震災を含む数多くの教訓・知見を取り入れ、常に問い直し、リスクを低減し続けることにより、原子力安全を向上させる使命がある。
このため、一人ひとりが強い責任感と互いに尊重する意識を持ち、安全文化の育成および維持とたゆまぬPDCA活動に努めることにより、社会からの理解と信頼を得ることを決意し、以下の方針を定める。
- 安全最優先の徹底
- 法令・ルールの遵守
- 常に問い直し、問いかける習慣の定着
- 情報共有の充実
- 積極的な改善の実践
安全文化の育成および維持ならびに関係法令等遵守のための方針
「原子力安全に関する品質方針」は、「安全文化の育成および維持ならびに関係法令等遵守のための方針」を兼ねる。
原子力発電所の施設管理の実施方針
原子力発電所の安全確保のためには、施設管理を確実に実施することが重要である。
「原子力安全に関する品質方針」に基づき、施設管理を着実に実行していくため、プラントの現状を踏まえ、以下の実施方針を定める。
- 安全・安定運転に向けた設備健全性確認・機能維持の確実な実施
- 長期停止期間中の設備保管対策・点検の確実な実施
- 新知見を主体的に取り入れた安全対策の実施
- 点検記録の重要性の再認識と確実なチェックの実施
- 技術継承による力量向上
を基本に、協力企業と一体となり、マイプラント意識を醸成し、たゆまぬPDCA活動により、継続的な施設管理の向上に努める。
2025年4月1日
- サイトマップを閉じる
-
原子力情報