原子力発電のしくみはどうなってるの?

日本には2種類の
発電用原子炉があります。

東北電力の原子力発電所は、「沸騰水型軽水炉(BWR)」です

軽水炉は、核分裂で発生した熱エネルギーを取り出す冷却材などに軽水(普通の水)を使う原子炉の種類です。
東北電力の女川原子力発電所(1〜3号機)と東通原子力発電所の原子炉は、沸騰水型軽水炉(BWR)を採用しています。BWRは、ウラン燃料の核分裂による熱エネルギーで水(冷却材)を沸騰させて蒸気をつくり、その蒸気でタービンを回して発電します。

沸騰水型軽水炉(BWR)
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もう1種類の原子炉は、「加圧水型軽水炉」

軽水炉のもう1つの種類を、加圧水型軽水炉(PWR)といいます。PWRは、原子炉圧力容器内の高温高圧の水を蒸気発生器に送り、別系統の水を沸騰させて蒸気をつくります。蒸気発生器に送られる水は沸騰することはなく、また蒸気になる別系統の水と混じることもありません。

加圧水型軽水炉(PWR)
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