女川原子力発電所2号機の安全対策はどうなっているのかな？

私がご説明いたします。

NOTE

東京電力福島第一原子力発電所の事故を踏まえ、女川原子力発電所では、大きな災害にも耐えられる発電所を目指し、震災前の安全対策に加えて、設備・運用の両面からさまざまな安全性向上対策に取り組んでいます。

地震のような大きな揺れには耐えられるの？

東日本大震災のときにも問題はありませんでしたが、さらに大きな揺れにも耐えられるように耐震工事を実施しています。
これは工事の写真です。

この工事でどのくらいの揺れに耐えられるようになるの？

震災前は580ガル※の揺れに耐えられるようにしていました。

※「ガル」は地震の揺れの強さを表す単位。数字が大きいほど揺れも大きくなる。

それを、いまは1,000ガルの揺れにも耐えられるよう建物や配管類を補強しています。

なるほど。それで東日本大震災のときの揺れは何ガルだったの？

東日本大震災における女川原子力発電所の揺れは、567.5ガルでした。

そうなんだ！東日本大震災より大きな揺れにも耐えられるような工事になっているのね。

NOTE

「女川原子力発電所の安全対策」の詳細は、動画などでもご覧いただけます。