よくあるご質問

電気設備/用語

  • 分電盤はどこにあるの?

    屋内の各所に電気を分岐させているのが分電盤です。アンペアブレーカー、漏電ブレーカー、安全ブレーカーなどがついており、一般的には一番左に屋内に入る電気全体のブレーカー、その右に各分岐回路ごとのブレーカーという構成になっています。

    ※スマートメーターでご契約アンペアを設定している場合など,アンペアブレーカーの取り付けがないときがあります。

  • ブレーカーの役割は?

    【アンペアブレーカー】

    家庭内の分電盤に設けられているスイッチで、ご契約アンペアを超えた電流が流れたとき、自動的に電気の供給を止める装置です。東北電力と従量電灯Bで契約する場合、使用する電流の大きさごとに契約がとりかわされます。これを契約アンペアといい、10アンペア、15アンペア、20アンペア、30アンペア、40アンペア、50アンペア、60アンペアと、大きさによって基本料金が異なります。

    アンペアブレーカーのつまみが頻繁に「切」になる場合で、電気のご使用方法を変えることが難しいときは、契約アンペアの変更をおすすめします。

    【漏電ブレーカー】

    安全を保つため、漏電したときに作動するものです。万が一屋内配線や電気器具が漏電をおこしたとき、自動的に電気を止めて事故を防ぐ装置です。

    【安全ブレーカー】

    分電盤から各部屋へ続く回路ごとに取り付けられており、電気機具の故障等によるショートや、使いすぎにより許容電流を超えた電流が流れたときに、自動的に電気を止める装置です。

  • スマートメーターは、どんなことができるの?

    スマートメーターは、遠隔からの通信により、30分ごとの電気ご使用量の確認や電気の入切等を行なう機能があります。

    そのため、遠隔での自動検針や、停電時に遠隔でスマートメーターの通電状況の確認などができることから、より効率的で迅速な作業が可能となります。

    ※上記機能は、通信状況の確認などの事前準備が整い次第、順次活用してまいります。

  • 引込線とは?引込口配線ってなに?

    電柱から軒先などに取り付けられている引込線取付点までを引込線といいます。屋外配線と屋内配線をつないでいるのが引込口配線です。なお、引込線取付点(図の※の部分)がお客さまの設備と東北電力の設備の境(保安責任・財産の分界点)になります。

  • 専用回路と分岐回路ってなに?

    【専用回路】

    家庭で使われる一般的なコンセントは15アンペアまで使用できるようになっており、それ以上の電流が流れるとブレーカーが落ちるようになっています。そこでエアコンなど大きな電力を必要とする器具に専用の回路を設け、安全で快適に使用できるようにしています。

    【分岐回路】

    屋内の配線をいくつかの回路にわけることを分岐といい、そのわけられた一つ一つの回路を分岐回路といいます。各分岐回路の許容電流は通常15アンペア、20アンペアで、それ以上の電流が流れると自動的に回路が閉じるようになっています。