全国2位の広大な面積を有する岩手県は、米、畜産に加え、全国一のりんどうや夏秋ほうれん草などの園芸作物、三陸沿岸で育てられるわかめやあわびなどの新鮮な魚介類、冷麺、じゃじゃ麺、わんこそばの岩手3大麺など、多彩な食材や食文化に恵まれた地です。また、チャグチャグ馬コやさんさ踊り、藤原まつりなどの伝統的な祭りや、世界文化遺産の平泉地域、龍泉洞など、美しい自然資産が各地で楽しめます。東京・盛岡間は最短約2時間10分、内陸と沿岸を結ぶ復興道路の建設も進み、沿岸部へのアクセスも改善されています。安全面では交通事故発生件数(人口10万人当たり)が都道府県別で全国46位です。さらに、20の県立病院を設置し、全国随一の公的医療機関のネットワークを構築するなど、安心な生活環境も整っています。
※1 総務省「統計でみる都道府県のすがた2018」
昭和40年頃から始まった「養殖わかめ」の生産量は、全国の生産量の40%と日本一。「あわび」の保護も進み収穫量は全国1位。また、「りんどう」は改良を重ねて全国一の生産県に成長。新しく創り、育てる気質に満ちあふれた県です。
[出典]岩手県はビールの原料となるホップの生産量が日本一で、国内の大手ビールメーカーの多くが岩手県内のホップ産地と契約を結んでいます。また、前沢牛、いわて短角牛などの岩手の牛肉は、品質の高さでもトップクラス。贅沢な食生活が気軽に楽しめます。
[出典]大地の魅力にあふれた三陸地域が、平成25年に「日本ジオパーク」に認定されました。ジオパーク(大地の公園)は、地球活動の遺産を見どころとした、自然の公園です。岩手県を中心に青森県八戸市から宮城県気仙沼市まで海岸線は約300kmに及び規模は日本最大。北部は断崖絶壁が多く、南部は岬と入り江が連続するリアス海岸となっており、それぞれの特徴的な海岸線が美しい景観を造っています。
[出典]岩手県の代表的な特産品である南部鉄器は、「国の伝統的工芸品」第1号の指定を受けています。良好な原材料に恵まれていることや、藩が保護育成に努め、全国各地から鋳物師、釜師を召し抱えたことから発展をとげ、今なお全国にその名を知られています。
[出典]岩手県の企業立地に関する詳しい概要は 岩手県企業立地ガイド(岩手県)をご覧下さい。