プレスリリース

別紙2

女川原子力発電所2号機 第8回定期検査の状況
(平成18年12月分)

1.進捗状況

 女川原子力発電所2号機は、平成18年7月16日より第8回定期検査を実施しておりますが、平成18年12月5日18時00分に原子炉を起動しました(平成18年12月5日お知らせ済み)。
 原子炉起動後の各設備の運転状態を確認したところ、高圧第1給水加熱器(B)の逃し弁シート部から微量な水が液体廃棄物処理系につながる配管に漏れ出ていることを確認しました(平成18年12月8日お知らせ済み)。
 そのため、原子炉を停止し、当該弁の点検を行いました(平成18年12月12日お知らせ済み)。
 点検の結果,機器の健全性が確認されたことから、平成18年12月12日18時00分、原子炉を再起動し、平成18年12月13日18時00分、発電を再開しました。
 その後、原子炉再循環ポンプ(A)軸封部の第二段シール室圧力に、ごくわずかな上昇傾向が確認されました(平成19年1月5日お知らせ済み)。本事象は原子炉再循環ポンプの運転に支障を与えるものではないものの、当該シール室圧力の上昇傾向が継続していることから、平成19年1月9日に原子炉を停止しました(平成19年1月9日お知らせ済み)。
 現在、当該軸封部を取り替えるとともに、原子炉内の中性子の量を計測している局部出力領域モニタ検出器のうち、2個の検出器の値が校正用検出器の値と差が生じた事象(平成19年1月5日お知らせ済み)についても調査を行っております。
添付−1 女川原子力発電所2号機 第8回定期検査 主要点検工程表 参照(PDFファイル)

2.トラブルに該当しないひび、傷等の状況について

(1)今月(平成18年12月)の主要機器の点検状況は、添付−2(PDFファイル)のとおりです。

(2)既報告の主要機器の点検で、12月中に補修等の作業が終了したものは下表のとおりです。

(詳細については、添付−3参照(PDFファイル)

報告時期、
報告No.
件名 作業終了日 備考
平成18年8月分
No.2(改)
制御棒駆動機構カップリングスパッドの損傷 12月21日 添付3−1
(PDFファイル)
平成18年9月分
No.1(改)
制御棒駆動機構の分解点検時のインデックスチューブと駆動ピストンのネジ山損傷 12月11日 添付3−2
(PDFファイル)

以上

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