プレスリリース

別紙1

女川原子力発電所1号機 第17回定期検査の状況
(平成18年10月分)

1.進捗状況

 女川原子力発電所1号機は、平成18年1月18日より第17回定期検査を実施しております。
 その中で、女川原子力発電所2号機で確認された制御棒および燃料支持金具の入れ違い事象を受け、1号機においても平成18年10月23日に原子炉を再開放し、点検を行っておりましたが、平成18年11月2日までに点検を完了し、入れ違いのないことを確認いたしました。

 平成17年8月16日に発生した地震等の影響に関する耐震安全性評価結果がまとまったことから、原子力安全・保安院、宮城県、女川町および石巻市へ報告いたしました(平成18年5月19日お知らせ済み)。
 その後、総合資源エネルギー調査会原子力安全・保安部会の耐震・構造設計小委員会での審議状況などを踏まえ、適宜、追加の耐震安全性評価等に取り組んでまいりましたが、これら結果等をとりまとめ、耐震安全性評価を一部修正した報告書を原子力安全・保安院、宮城県、女川町および石巻市に提出いたしました(平成18年8月22日お知らせ済み)。
 この報告内容については、9月13日に原子力安全・保安院より妥当であるとの評価を頂き、耐震安全性が確保されていると判断されました。
添付−1  女川原子力発電所1号機 第17回定期検査 主要点検工程表 参照(PDFファイル)

 なお、地震に伴う1号機の安全機能確認については、平成17年8月18日までに保安規定に基づく設備の巡視点検および運転中に要求される安全上重要な設備の安全機能確認を実施し、安全上問題となる被害がないことを確認いたしました(平成17年9月2日お知らせ済み)。
 また、保安規定に基づく定期検査時に要求される安全上重要な設備の安全機能の確認については、第17回定期検査期間中に定期事業者検査として実施しております。

添付−2 地震による設備への影響についての確認(安全機能の確認項目、1号機の実施状況)参照(PDFファイル)
添付−3 地震による設備への影響についての確認(その他の点検、1号機の実施状況)参照(PDFファイル)

2.トラブルに該当しないひび、傷等の状況について

トラブルに該当しない「ひび」や「傷」等の軽度な事象はありませんでした。

以上

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