女川原子力発電所1号機 第17回定期検査の状況
(平成18年7月分)
1.進捗状況
女川原子力発電所1号機は、平成18年1月18日より第17回定期検査を実施しております。
その中で、2号機で確認された高圧第二給水加熱器(B)のベント配管第1エルボ部の減肉事象など、これまでに確認された著しい減肉事象を踏まえ、1号機における類似箇所などの配管肉厚測定を実施しております。
平成17年8月16日に発生した地震等の影響に関する耐震安全性評価結果がまとまったことから、原子力安全・保安院、宮城県、女川町および石巻市へ報告いたしました(平成18年5月19日お知らせ済み)。
この報告内容については、現在、原子力安全・保安院による評価が行われております。
(添付−1 女川原子力発電所1号機 第17回定期検査 主要点検工程表 参照(PDFファイル))
なお、地震に伴う1号機の安全機能確認については、平成17年8月18日までに保安規定に基づく設備の巡視点検および運転中に要求される安全上重要な設備の安全機能確認を実施し、安全上問題となる被害がないことを確認いたしました(平成17年9月2日お知らせ済み)。
また、保安規定に基づく定期検査時に要求される安全上重要な設備の安全機能の確認については、第17回定期検査期間中に定期事業者検査として実施しております。
2.トラブルに該当しないひび、傷等の状況について
トラブルに該当しない「ひび」や「傷」等の軽度な事象はありませんでした。
以上