研究開発への取り組み

東北電力グループの研究開発への取り組み

東北電力グループは、中長期ビジョン実現に向けた今後の経営展開「よりそうnext+PLUS」として、これまでの取り組みや事業環境の変化等を踏まえ、中長期ビジョン「よりそうnext」で掲げた「ありたい姿」などの大きな経営の方向性を堅持しつつ、その実現に向けた進め方を示しました。今後の経営展開として、「事業展開」「財務基盤」「経営基盤」の3つの取り組み方針を設定したほか、「東北発の新たな時代のスマート社会の実現」に貢献し、社会の持続的発展とともに成長すること、2050年カーボンニュートラルに挑戦していくことを掲げております。
研究開発レポートでは、上記目標の達成に向けた研究開発の取り組みについて、その概要および動向を紹介いたします。

東北電力グループ中長期ビジョンにおける今後の経営展開「よりそうnext+PLUS

"事業展開"の取り組み方針
  • 電気・エネルギーを中心に据えた5つの領域と11の事業区分を設定
  • 各事業が自律的に収益と成長を追求しスマート社会の実現に貢献する
  • 新たな事業領域の拡大に挑戦
"財務基盤"の取り組み方針
  • 財務基盤の早期回復に注力
  • 「利益・投資・成長」の好循環を生み出す
  • 2026年度・2030年度をターゲットに財務目標を設定
"経営基盤"の取り組み方針
  • サステナビリティ経営を推進
  • 特に、CN(カーボンニュートラル)戦略、DX戦略、人財戦略に注力
カーボンニュートラルチャレンジ2050
CO2排出量の削減
2030年度のCO2排出量について、2013年度実績から半減2050年度カーボンニュートラル(CO2排出量実質ゼロ)の実現を目指します。
再エネと原子力の最大限の活用
2030年以降早期に、200万kWの再エネ開発を目指します。
安全確保を大前提とした原子力発電の早期再稼働を目指すとともに、安定的・効率的な運用の実施を目指します。
火力の脱炭素化
上越火力1号の開発経年火力の休廃止の確実な推進、石炭火力へのバイオマス混焼等に取り組むとともに、脱炭素化に向けた実証を通じて、火力発電の低炭素化・脱炭素化に取り組んでいきます。
電化とスマート社会の実現
電化の推進スマート社会実現事業を通じたエネルギーの効率的利用や分散型エネルギーの活用などにも積極的に取り組み、お客さまや地域のCO2排出削減にも貢献していきます。
東北電力グループ研究開発ミッション
東北電力グループ研究開発のミッション
『イノベーションの社会実装や競争力の徹底強化につながる研究開発を推進し、東北電力グループの成長に貢献』
ありたい姿

電力小売全面自由化による競争激化の状況下で東北電力グループが成長を継続していくためには、革新技術の自社設備導入やお客さまへのソリューション提案などイノベーション実装による課題解決や収益創出力の強化、基盤事業である電気事業を含めた東北電力グループの徹底的な競争力強化が不可欠です。

その実現に向けて、以下の3重点領域を設定しグループ大でイノベーションの早期社会実装を促進することで、地域の持続的発展と東北電力グループの成長を目指 します。

2025年1月
東北電力株式会社 研究開発センター

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