プレスリリース

女川原子力発電所3号機の配管識別表示の誤りについて

平成18年9月12日

 女川原子力発電所3号機(平成18年7月7日から中間停止中)の配管識別表示の誤りについては、第3回定期事業者検査においてタービン系配管に122箇所の誤表示があったことが確認されています(平成18年7月11日お知らせ済み)。
 また、当該事象を含め品質保証上不適切な事象が認められたことから、原子力安全・保安院から品質保証体制の総点検を指示されておりました。
 品質保証体制の総点検につきましては、その検討結果を8月23日に原子力安全・保安院および関係する自治体へ報告しております(8月23日お知らせ済み)。

 当社では、3号機におけるタービン系の配管識別表示の誤りならびに品質保証体制の総点検を踏まえて、原子炉系等すべての配管についても配管識別表示の確認調査を行っておりますが、このたび、女川3号機についての確認結果がまとまり、新たに184箇所の誤表示が確認されましたのでお知らせいたします。確認結果の概要は、以下のとおりです。

<女川3号機原子炉系等配管確認結果の概要>
(1) 確認期間    :平成18年8月11日〜9月10日
(2) 確認箇所数   :約2,900箇所
(3) 誤表示箇所数 :184箇所
(4) 誤表示による配管肉厚測定への影響はありません。

 なお、これら誤表示に至った事実確認調査および根本原因分析を行ったところ、タービン系配管の誤表示と同様であリ、8月23日に提出した総点検報告書の評価結果に影響を与えるものではないことを確認しております。

 今回、新たに確認した配管識別表示の誤りについては、すべて修正することとしております。また、女川1号機ならびに2号機についても、現在行われている定期検査中に、継続調査してまいります。

以上

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