プレスリリース

別紙1

女川原子力発電所1号機 第17回定期検査の状況
(平成18年4月分)

1.進捗状況

 女川原子力発電所1号機は、平成18年1月18日より第17回定期検査を実施しています。
 原子炉圧力容器漏えい検査を完了し、原子炉格納容器の復旧を行っております。
 (添付−1  女川原子力発電所1号機 第17回定期検査 主要点検工程表 参照(PDFファイル)

 なお、地震に伴う1号機の安全機能確認については、平成17年8月18日までに保安規定に基づく設備の巡視点検および運転中に要求される安全上重要な設備の安全機能確認を実施し、安全上問題となる被害がないことを確認しました(平成17年9月2日お知らせ済み)。
 また、保安規定に基づく定期検査時に要求される安全上重要な設備の安全機能の確認については、第17回定期検査期間中に定期事業者検査として実施しています。

添付−2 地震による設備への影響についての確認(安全機能の確認項目、1号機の実施状況)参照(PDFファイル)
添付−3 地震による設備への影響についての確認(その他の点検、1号機の実施状況)参照(PDFファイル)

2.主要機器の点検状況

 主な機器の点検状況は以下のとおりです。
(1)中央制御室への蒸気浸入に係る対応について
 美浜3号機二次系配管破損事故時に発生した中央制御室への蒸気浸入に係る対応として、原子力安全・保安院文書「中央制御室への蒸気浸入に係る対応について(平成  17・03・31原院第3号)」に基づき、平成18年3月2日から3月28日にかけて、中央制御室およびケーブル処理室につながるケーブルトレイおよび電線管の壁(床)貫通部のシール施工が確実になされているかの調査を実施しました。
 調査した結果、シール材の硬化、変色、充填量が少ない等の所見が認められた箇所が41箇所ありました。所見が認められた箇所については、補修を実施しました(3月28日終了)。
 点検結果については、4月28日に経済産業省へ報告しております。
 詳細は添付−4(PDFファイル)のとおりです。

3.トラブルに該当しないひび、傷等の状況について

(1)今月(平成18年4月)の主要機器の点検状況は、添付−5のとおりです。
(2)既報告の主要機器の点検で、4月中に補修等の作業が終了したものは下表のとおりです。

詳細については、添付−6(PDFファイル)参照

報告時期、報告No. 件名 作業終了日 備考
平成18年3月分
No.1(改)
ほう酸水注入系配管接合部のにじみについて 4月18日 添付−6
(PDFファイル)

以上

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