プレスリリース

女川原子力発電所2号機の中間停止の開始について

平成18年5月11日

 当社、女川原子力発電所2号機(沸騰水型、定格電気出力82万5千kW:宮城県 牡鹿郡女川町、石巻市)は、定格熱出力で運転中のところ、気体廃棄物処理系を流れる気体の量が、2月中旬頃から徐々に増加したことから、監視強化を継続してまいりましたが、気体廃棄物処理系の流量が一定の目安(粒子フィルタ出口流量40m/h)に達する見通しを得たことから、5月11日から約1カ月の予定で、計画的に原子炉を停止し、点検を行うこととしました(5月9日お知らせ済み)。

 女川原子力発電所2号機は、5月11日(木)1時00分に発電を停止し、予定どおり中間停止に入りましたのでお知らせいたします。

 なお、この中間停止では、原子炉再循環ポンプ(A)の軸封部(メカニカルシール)第二段シール室で圧力の上昇傾向が確認されている(3月3日お知らせ済み)ことから、当該軸封部を交換するとともに、原子力安全・保安院からの指示「制御棒のひび等に関する点検について(平成18年1月19日付)」に基づき、ハフニウム板型制御棒の点検等も行う予定です。

以上

<女川原子力発電所2号機の概要>

・所在地 宮城県牡鹿郡女川町および石巻市
・定格電気出力 82万5千キロワット
・原子炉型式 沸騰水型軽水炉
・運転開始 平成7年7月28日

<参考>
 女川原子力発電所の現況

  • 1号機(定格電気出力52万4千キロワット)平成18年1月18日から定期検査中
  • 2号機(定格電気出力82万5千キロワット)本日より中間停止
  • 3号機(定格電気出力82万5千キロワット)運転中
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