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美浜3号機二次系配管破損事故時に発生した中央制御室への蒸気浸入に係る対応として、原子力安全・保安院文書「中央制御室への蒸気浸入に係る対応について(平成17・03・31原院3号)」に基づき、平成17年10月24日から11月4日にかけて、中央制御室およびケーブル処理室につながるケーブルトレイおよび電線管の壁(床)貫通部のシール施工が確実になされているかの調査を実施しました。
調査した結果、シール材の硬化、変色、充填量が少ない等の所見が認められた箇所が31箇所ありました。そのうち、29箇所で気密性に問題があることを確認しましたが、当該箇所に隣接する部屋の中には高温高圧の流体が流れる配管は設置されていないため、直ちに問題となるものではありません。なお、上記31箇所については補修を実施しました(11月17日終了)。
点検結果については、今後、経済産業省に報告いたします。
詳細は添付−2(PDFファイル)のとおりです。 |