プレスリリース



別紙

女川原子力発電所3号機 第3回定期検査の状況
(平成17年11月分)

1.進捗状況
 女川原子力発電所3号機は、平成17年9月27日より第3回定期検査を実施しています。
 原子炉格納容器を復旧し、原子炉格納容器の検査を実施しております。
 (添付−1  女川原子力発電所3号機 第3回定期検査 主要点検工程表 参照(PDFファイル)

2.主要機器の点検状況
 主な機器の点検状況は以下のとおりです。
(1)出力領域モニタの取替え
   31本ある出力領域モニタのうち、6本について取替えを実施しました。
(2)復水器の点検状況
   復水器(A)(B)の細管の点検を終了しました。なお、点検の結果、異常は確認されませんでした。
(3)中央制御室への蒸気浸入に係る対応について
   美浜3号機二次系配管破損事故時に発生した中央制御室への蒸気浸入に係る対応として、原子力安全・保安院文書「中央制御室への蒸気浸入に係る対応について(平成17・03・31原院3号)」に基づき、平成17年10月24日から11月4日にかけて、中央制御室およびケーブル処理室につながるケーブルトレイおよび電線管の壁(床)貫通部のシール施工が確実になされているかの調査を実施しました。
 調査した結果、シール材の硬化、変色、充填量が少ない等の所見が認められた箇所が31箇所ありました。そのうち、29箇所で気密性に問題があることを確認しましたが、当該箇所に隣接する部屋の中には高温高圧の流体が流れる配管は設置されていないため、直ちに問題となるものではありません。なお、上記31箇所については補修を実施しました(11月17日終了)。
 点検結果については、今後、経済産業省に報告いたします。
詳細は添付−2(PDFファイル)のとおりです。

3.トラブルに該当しないひび、傷等の状況について
(1)

今月(平成17年11月)の主要機器の点検状況は、添付−3のとおりです。

(2) 既報告の主要機器の点検状況について、11月中に補修等の作業が終了したものは下表のとおりです。(詳細については、添付−4−1〜3参照(PDFファイル)
報告時期、報告No. 件名 作業終了日 備考
平成17年10月分
No.2(改)
燃料集合体1体からの漏えいについて  11月19日 添付−4−1
(PDFファイル)
平成17年10月分
No.3(改)
主タービンにおけるひびについて  11月8日 添付−4−2
(PDFファイル)
平成17年10月
分No.4(改)
復水器および復水ろ過装置における異物について  11月23日 添付−4−3
(PDFファイル)

4.その他

 平成17年8月16日に発生した地震に伴う3号機の地震による設備への影響について、第3回定期検査期間中に確認することとしており、11月末時点で、安全上問題となる被害がないことを確認しました。

添付−5 地震による設備への影響についての確認(安全機能の確認項目、3号機の実施状況)参照(PDFファイル)
添付−6 地震による設備への影響についての確認(その他の点検、3号機の実施状況) 参照(PDFファイル)

以上



←← 東北電力トップページ   ← 元のページへ戻る