設備名 |
設備 区分 |
実施内容 |
検査 区分 |
概要 |
(原子炉格納設備)
|
○ |
・目視点検
|
点 |
・ |
10月12日から11月2日にかけ、圧力抑制室底部のスラッジ(鉄サビ等)回収のために、水中カメラで目視点検を行った結果、ビニールテープ片等の異物を発見した。発見された異物は全て回収した。 |
・ |
発見した異物は、全て小さいものであり、安全上問題となるものではない。
(詳細については、個別情報No.1参照(PDFファイル)) |
|
(原子炉格納設備)
|
○ |
・機能検査
|
定 |
・ |
原子炉格納容器真空破壊弁の検査要領書に記載している作動用空気の圧力に関する記載に誤りがあることを確認した。 |
・ |
作動用空気の圧力が「0.86MPa以下」と記載されていたが、「0.78MPa以下」の誤りであることが判明したもの。 |
・ |
検査実施時の作動用空気の試験圧力は0.70〜0.73MPaであり、検査結果に影響はなかった。
(詳細については、個別情報No.2参照(PDFファイル)) |
|
(計測制御系統設備)
|
○ |
・漏えい検査 |
定 |
・ |
制御棒駆動水圧系の検査において、スクラム弁(入口弁)のボンネット部から水のにじみを発見した。当該弁を分解点検したところ、弁箱側のフランジ面に微小なゴムマットの破片を確認した。 |
・ |
原因は、10月10日から10月26日に実施した当該弁の分解点検時に微小なゴムマットの破片がシール用のOリングに付着した状態でフランジ面に組み込まれたため、その部分から漏えいに至ったものと推定される。 |
・ |
当該弁については、Oリングを新品と交換した後、漏えい検査および機能検査を実施し、異常がないことを確認した(11月22日)。
(詳細については、個別情報No.3参照(PDFファイル)) |
|
(原子炉冷却系統設備)
|
△ |
― |
点 |
・ |
復水系配管の肉厚の測定後、外していた配管の保温カバーを元に戻す際、当該配管フランジの24組のナットのうち、1個に緩みを確認した(11月14日)。 |
・ |
フランジ部からの漏えいはなかった。 |
・ |
調査の結果、ナットの緩みは、潤滑剤の塗布状態等に起因するボルト締め付け力のばらつきと、配管系の振動が重なって生じたものと推定される。
(詳細については、個別情報No.4参照(PDFファイル)) |
|