プレスリリース



添付−2

女川原子力発電所3号機 第3回定期検査 主要機器点検情報
(平成17年10月)

設備名

設備
区分

実施内容

検査
区分

概要

(原子炉冷却系統設備)
原子炉補機冷却系熱交換器

・開放検査

原子炉補機冷却系熱交換器(A)(B)(C)(D)において渦流探傷検査を行ったところ、B系の伝熱管1948本中11本、C系の伝熱管1948本中2本およびD系の伝熱管1948本中1本について判定基準を超える減肉を確認した。
減肉が認められた14本の伝熱管については,新管に取替えを実施した。
(詳細については、個別情報No.1参照(PDFファイル))
(燃料設備)
燃料集合体

・シッピング検査

原子炉内全ての燃料集合体(560体)について、検査を実施した結果、燃料集合体1体から漏えいがあることを確認した。
漏えいが確認された燃料集合体は、今後、使用済燃料とし、再使用しないこととした。
(詳細については、個別情報No.2参照(PDFファイル))
(蒸気タービン設備)
蒸気タービン

・開放検査

蒸気タービン開放検査において、低圧タービン(B)の内部・外部車室の浸透探傷検査を行ったところ、内部車室上半部外側溶接部12箇所、内部車室上半部内側溶接部32箇所、内部車室下半部内側溶接部37箇所、外部車室上半部内側溶接部5箇所、外部車室下半部内側溶接部2箇所にひび等を発見した。
ひび等が認められた溶接部については、ひび等を除去した上で、必要に応じて溶接補修を実施する。
(詳細については、個別情報No.3参照(PDFファイル))
(蒸気タービン設備)
復水ろ過装置
復水器

・開放点検

復水器開放点検において、内部に溶接棒1本、ガスケットの金属片の固まり1個および金属片2個の異物を発見した。発見された異物は全て回収した。
復水ろ過装置(C)開放点検において、内部にガスケットの金属片の切れ端1個、金属片2個、ワイヤー25本およびビニール片1枚の異物を発見した。発見された異物は全て回収した。
(詳細については、個別情報No.4参照(PDFファイル))

【設備区分】 ○: 安全上重要な系統(原子炉圧力バウンダリ、原子炉本体、非常用炉心冷却系)
  △: それ以外の系統
【検査区分】 定: 法令に基づき国または機構が実施する定期検査
  事: 法令に基づき当社が実施する定期事業者検査
  点: 保守管理に基づく点検・補修等
※:機構とは、独立行政法人 原子力安全基盤機構の略称。

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