プレスリリース



別紙

女川原子力発電所3号機 第3回定期検査の状況
(平成17年10月分)

1.進捗状況
 女川原子力発電所3号機は、平成17年9月27日より第3回定期検査を実施しています。
 燃料移動を完了し、引き続き出力領域モニタの取替えを実施しております。
 (添付−1  女川原子力発電所3号機 第3回定期検査 主要点検工程表 参照(PDFファイル)

2.主要機器の点検状況
 主な機器の点検状況は以下のとおりです。
(1)燃料集合体シッピング検査
   気体廃棄物処理系放射線モニタ指示値の上昇の原因を確認するため、560体全ての燃料集合体についてシッピング検査を実施した結果、燃料集合体1体からの漏えいを確認しました。
(2)制御棒駆動機構の点検
   137体ある制御棒駆動機構のうち、20体について分解点検を実施し、その健全性を確認しました。
 なお、分解点検対象の20体のうち6体については、予備品との取替えを実施しました。
(3)出力領域モニタの取替え
   31本ある出力領域モニタのうち、6本について取替えを実施しています。
(4)復水器の点検状況
   復水器(A)(B)の細管点検を行っています。
(5)ジェットポンプ廻りの点検
   女川2号機でジェットポンプリティーナ(ビーム脱落防止金具)のずれが確認されたことに鑑み、ジェットポンプ廻りの点検およびリティーナの取外しを実施しました。

3.トラブルに該当しないひび、傷等の状況について
(1)

今月(平成17年10月)の主要機器の点検状況は、添付−2のとおりです。


4.その他

  平成17年8月16日に発生した地震に伴う3号機の地震による設備への影響について、第3回定期検査期間中に確認することとしており、10月末時点で、安全上問題となる被害がないことを確認いたしました。

添付−3 地震による設備への影響についての確認(定期検査時に要求される安全機能の確認項目、3号機の実施状況)参照(PDFファイル)
添付−4 地震による設備への影響についての確認(その他点検、3号機の実施状況)参照(PDFファイル)

以上



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