配管減肉事象に係わる火力発電所の検査実施結果(中間)について

平成16年12月9日

 当社は、火力発電所の配管肉厚について、経済産業省へ報告(平成16年9月13日および10月12日に報告)した検査実施計画に基づき、順次肉厚の測定を実施しております。
  このほど、この実施計画に基づき、3カ月以内を目途に実施していた12ユニットの測定が終了しましたので、その結果についてお知らせいたします。
  なお、測定の結果、2ユニット13個所で必要最小肉厚を下回る個所がありましたが、当該配管については、取替えを行っております。
 検査結果の概要は、以下のとおりです。

■火力発電所の配管肉厚検査結果(中間)の概要について

1.運転開始後20年以上を経過しているユニットの検査結果

  • 全15ユニットのうち、9ユニットでの測定(既実施部位を含め2,398個所)が終了しました。
  • 今回測定したうち、八戸火力(2個所)、秋田火力(11個所)の計13個所で必要最小肉厚を下回る個所が確認されたことから、当該配管について取替えを実施しました。
  • その他の個所については、健全であることを確認しました。


2.運転開始後20年未満のユニットの検査結果

  • 全6ユニット中、3ユニットで測定が終了しました。
  • 測定した部位(既実施部位を含め809個所)で、必要最小肉厚を下回る個所はなく、健全であることを確認しました。

 来年3月までを目途に実施することとしているユニットの検査結果につきましては、検査が終了した時点であらためてお知らせいたします。
 なお、検査結果等の詳細については、別紙のとおりです。

以上

別紙1:点検結果(PDFファイル)
別紙2:今後点検を予定しているユニット,取替を実施した配管(PDFファイル)