「連合型」確定拠出年金制度の導入について

平成16年3月10日

 当社および当社グループ企業は、平成16年4月より「連合型」確定拠出年金制度を導入することといたしました(平成16年2月26日東北厚生局承認済)。

 当社では、退職金の一部を前払い化し、在職期間中に各人の専用口座に拠出、60才に達するまで各人が自己の責任で資産運用を行い、60才以降に年金として受取る確定拠出年金制度を、平成16年4月より導入する予定としておりましたが※1、このたび、電力小売市場の部分自由化などの経営環境変化に対応するため、企業グループ全体での退職給付債務の削減による財務リスクの軽減を目的に、同制度を当社単独の制度から、複数の当社グループ企業が容易に参加できる「連合型」※2の確定拠出年金制度へと発展させることといたしました。

「連合型」導入のメリットとしては、
参加したグループ企業の確定拠出年金制度運営の共通化による、制度導入時の事務手続きの負担軽減や、スケールメリットを活かしたコストの引下げが可能となることから、グループ企業各社が同制度を導入しやすくする
個人にとってもグループ企業への転籍時に運用商品の売却・現金化を行う必要がなく資産運用の継続性が確保できる他、事務手続きを省略できる
ことが挙げられます。

 この「連合型」確定拠出年金制度は、当社も含めグループ企業50社程度が参加可能であり、平成16年4月からは当社のほか、会津碍子(株)および東北ポートサービス(株)の3社が加入することとなっており、今後、順次加入企業を増やしていくこととしております。

 なお、制度の運営・管理はみずほコーポレート銀行、資産管理はみずほ信託銀行に委託いたします。

※1 当社が導入する確定拠出年金制度の概要は別紙1のとおり
※2 「連合型」確定拠出年金制度の概要は別紙2のとおり

以 上