プレスリリース

MOX燃料調達に関する契約前監査の結果について

平成22年11月11日

 当社は、女川原子力発電所3号機におけるプルサーマル計画に関し、女川原子力発電所3号機で使用するウラン・プルトニウム混合酸化物燃料(MOX燃料)の加工については、MOX燃料の設計ならびにウラン燃料加工等を行っている株式会社グローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパン(GNF−J、神奈川県横須賀市)を契約先とし、GNF−Jからの委託により、仏国のメロックス社で製造する予定です。

 このため、当社は、契約先として適切であるかを契約前に評価するため、元請会社となるGNF−JおよびGNF−Jの委託先となるメロックス社に対して契約前監査を実施することとしておりました。(平成22年7月15日平成22年9月7日にお知らせ済)

 当社は、平成22年7月16日にGNF−Jにおいて、また、平成22年9月8日〜9日にメロックス社において契約前監査を実施し、「品質保証」、「教育・訓練」、「コミュニケーション」、「製造管理」、「データ管理」等の各項目について、文書・記録の確認や現場確認等を行いました。

 監査の結果、GNF−JがMOX燃料設計、製造管理等の技術的能力を有していること、メロックス社がMOX燃料製造の技術的能力を有していること、また、両社においてISO9001(品質マネジメントシステムの国際規格)に基づく品質保証の仕組み、体制等が適切に構築・維持されていることを確認しました。

 今後は、GNF−JとのMOX燃料加工契約の締結に向けて、同社との協議等を進める予定です。

 当社は、引き続き、積極的な情報公開に努めるとともに、適切な品質保証活動に万全を期し、安全を最優先にプルサーマル計画を着実に推進してまいります。

以上

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