プレスリリース

MOX燃料製造に関する仏国メロックス社への監査の実施について

平成22年 9月 7日

 当社は、女川原子力発電所3号機でのプルサーマル計画について、現在、ウラン・プルトニウム混合酸化物燃料(MOX燃料)加工に係る諸準備を進めております。

 MOX燃料加工契約については、MOX燃料の設計ならびにウラン燃料加工等を行っている株式会社グローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパン(GNF−J、神奈川県横須賀市)を契約先とすることで検討しており、MOX燃料の製造については、GNF−Jからの委託により、仏国のメロックス社で実施する予定です。
 このため、当社は、契約先として適切であるかを契約前に評価するため、元請会社となるGNF−Jに対して7月16日に監査を実施しており、今回はGNF−Jの委託先となるメロックス社に対して9月8〜9日に監査を実施するものです。

 GNF−Jに対する監査については、当初、1カ月程度で監査結果をとりまとめる予定としておりましたが、GNF−Jの本社工場内で発生した発火事象を踏まえ、同社における再発防止対策の実施状況を確認した上で、メロックス社の監査結果とあわせてとりまとめることといたしました。

 当社は、引き続き、品質保証活動に万全を期するとともに、積極的な情報公開に努め、安全を最優先にプルサーマル計画を着実に推進してまいります。

・ 監査の概要
 メロックス社におけるISO9001(品質マネジメントシステムの国際規格)に基づく品質マネジメントシステムの構築状況、技術的能力、供給実績等を契約前に確認する。

以上

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