プレスリリース

(参考)

  1. 新仙台火力発電所リプレース計画環境影響評価方法書の概要

     環境影響評価方法書は、環境影響評価を行うために必要なリプレース計画の概要、対象事業実施区域及びその周囲の状況を踏まえ、環境影響評価の項目や調査、予測および評価の手法について記載したものです。

    (1)新仙台火力発電所リプレース計画の概要

    原動力の種類

    ガスタービン及び汽力(コンバインドサイクル発電方式)
    出力 95万kW級(3号系列合計)
    (現状:1号機:35万kW 2号機:60万kW)
    燃料 天然ガス(現状:重油、原油、天然ガス)
    所在地 宮城県仙台市宮城野区港5丁目2番1号
    運転開始時期 3−1号:平成25年7月(予定)
    3−2号:平成27年7月(予定)

    (2)対象事業実施区域及びその周囲の状況把握

    ○自然的状況
     大気環境、水環境、土壌及び地盤、地形及び地質、動植物、生態系、景観及び人と自然との触れ合いの活動の場の状況について、既存の文献等により現況を調査しました。
    ○社会的状況
     人口及び産業、土地利用、海域等の利用、交通、学校・病院・住宅等の配置、下水道の整備及び廃棄物の状況について、既存の文献等により現況を調査しました。
     また、環境保全を目的とした法令等による規制地域、規制基準等についても状況を調査しました。

    (3)対象事業に係る環境影響評価の項目

     「発電所の設置又は変更の工事の事業に係る環境影響評価の項目並びに当該項目に係る調査、予測及び評価を合理的に行うための手法を選定するための指針、環境の保全のための措置に関する指針等を定める省令」(平成10年通商産業省令第54号)に基づき、対象事業の特性と対象事業実施区域及びその周囲の地域特性を勘案して、大気や水質等を項目として選定しました。

    (4)調査・予測の手法

     発電所建設等の工事や運転によって影響が予想される大気や水質等について、文献調査及び現地調査により現況を把握したのち、数値計算等により影響を予測し、環境保全に対して配慮すべき事項を検討します。

    (5)評価の手法

     調査及び予測の結果を踏まえ、環境影響が実行可能な範囲内で回避又は低減されているか、環境保全についての配慮が適正になされているかを検討し評価します。
     また、国や地方自治体によって、環境基準や環境保全上の規制基準等の環境保全施策が示されている場合には、それらとの整合が図られているかを検討し評価します。

  2. 環境影響評価手続きの流れ

     法律に基づく環境影響評価手続きは次のとおりであり、今回の「方法書」の縦覧は太枠の段階のものです。
     今後、皆様のご意見をお聞きした上で調査・予測・評価を行い、その結果を「準備書」として縦覧し、さらに「評価書」として取りまとめることとなります。

以上

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