プレスリリース

女川原子力発電所における使用済燃料搬出データの
一部誤りについて

平成19年2月16日

 当社、女川原子力発電所において、低レベル放射性廃棄物の放射能濃度データに誤りがあったことを受け、原子力品質保証体制総点検の再発防止対策に従って、今年度第4四半期に搬出を計画している使用済燃料88体の搬出データについて確認を行いました。その結果、輸送する使用済燃料の放射能量および発熱量の値が、本来の値より平均で1割程度小さく算出されていることが判明いたしました。適正なデータを用いて再計算したところ、本来の値についても、使用済燃料輸送容器の制限値を十分下回っていることから、輸送に関する安全上の問題はないことを確認しております。

 このデータの誤りは、使用済燃料の放射能量および発熱量を計算するための解析プログラムへのデータの入力において、原子炉に装荷する新燃料に含まれるウラン235とウラン238の重量値を逆に取り込むよう誤って入力プログラムを作成したために発生したものです。

 使用済燃料の搬出に係わる他のデータについては、正しい値であることを確認しております。

 当社といたしましては、本件を真摯に受け止め、徹底した調査を行い、具体的な再発防止対策を立案・実行してまいります。

以上

<別紙>
 1.使用済燃料搬出データ作成のイメージ図
 2.使用済燃料に関する放射能量および発熱量の再評価結果

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