女川原子力発電所1号機 第17回定期検査の状況
(平成18年12月分)
1.進捗状況
女川原子力発電所1号機は、平成18年1月18日より第17回定期検査を実施しております。
これまでに、平成18年12月5日に原子炉の復旧が完了し、現在、平成18年11月22日に確認された「炉心スプレイポンプ(A)の社内試験時の汲み上げ能力未達(平成18年12月13日お知らせ済み)」についての原因調査を実施しております。これまで、吸込ストレーナ清掃、吐出逆止弁分解点検などの点検を行い、異常のないことを確認しています。今後、流量計点検などを実施する予定です。
(添付−1 女川原子力発電所1号機 第17回定期検査 主要点検工程表 参照(PDFファイル))
平成17年8月16日に発生した地震等の影響に関する耐震安全性評価結果については、9月13日に原子力安全・保安院より妥当であるとの評価をいただき、耐震安全性が確保されていると判断されました。
また、11月17日には、宮城県、女川町および石巻市より耐震安全性についてご理解をいただきました。
なお、地震に伴う1号機の安全機能確認については、平成17年8月18日までに保安規定に基づく設備の巡視点検および運転中に要求される安全上重要な設備の安全機能確認を実施し、安全上問題となる被害がないことを確認いたしました(平成17年9月2日お知らせ済み)。
また、保安規定に基づく定期検査時に要求される安全上重要な設備の安全機能の確認については、第17回定期検査期間中に定期事業者検査として実施しております。
2.トラブルに該当しないひび、傷等の状況について
今月(平成18年12月)の主要機器の点検状況は、添付−4(PDFファイル)のとおりです。
以上