当社は、このたび、CSR(企業の社会的責任)に関する平成17年度の取組みを中心に取りまとめた「『東北電力NOW』CSRレポート2006」(以下、レポート)を発行しました。
2回目の発行となる今回のレポートは、名称を「東北電力NOW」と改め、当社のCSRに対する考え方や、CSRに関するさまざまな活動など、東北電力の "今" について幅広く紹介しております。
当社では、全社的な視点からCSRに関する全ての活動を統括する「CSR推進会議」を昨年1月に設置するとともに、平成18年度中期経営方針において「継続とステップアップによるCSRに関する取組みの推進」を企業信頼度向上に向けた主要な取組みとして掲げるなど、CSRに関する取組みをより一層強化しております。
今回のレポートは、当社CSR活動方針に掲げた5つの「重点活動事項」(①株主・投資家から信頼され続けるために②お客さまから信頼され続けるために③社会の一員として信頼され続けるために④地域の方々から信頼され続けるために⑤従業員との関わり)に沿った構成とし、CSRの観点から重要であると考えられる活動を中心に掲載しております。さらに、現場レベルでのCSRに関する具体的な取組みや、地域の方々の声を掲載するなど、当社におけるCSR活動の特色・独自性の一つと考えている「地域社会との関係(コミュニケーション)」という要素が読み手に十分伝わるよう「読みやすさ」を重視しながら作成いたしました。
また、平成7年より発行してきた「環境行動レポート」は、今回からCSRレポートに組込むこととし、さらに詳細なデータ等を補完するかたちで「インターネット版『環境行動レポート2006』」を当社ホームページ(http://www.tohoku-epco.co.jp/enviro/index.html)で公表することといたしました。
なお、レポートの作成にあたっては、GRIガイドラインなど、CSRレポートに関する国内外のガイドラインを参考にするとともに、当社のCSRの取組みに対する地域の皆さまや社外有識者からの意見・評価を収録するなど、レポートの客観性の確保にも努めております。
当社は、今後も、「地域社会の より大きな信頼を 東北電力」というスローガンのもとCSR活動を積極的に推進し、企業価値のさらなる向上を図ってまいりたいと考えております。
レポートの概要は別紙のとおりですが、レポートの内容については、当社ホームページ(http://www.tohoku-epco.co.jp/csrreport/index.html)にも掲載しております。
以上
(別紙) 「『東北電力NOW』CSRレポート2006」の概要
(参考) 主な環境指標の実績について