プレスリリース

別紙1

女川原子力発電所1号機 第17回定期検査の状況
(平成18年1月分)

1.進捗状況

  女川原子力発電所1号機は、平成17年8月16日に発生した地震の影響により停止しておりましたが、平成18年1月18日より第17回定期検査を実施しています。
 1月18日より原子炉格納容器および原子炉圧力容器の蓋を開放し、原子炉の上部まで水を張り、燃料移動を行いました。
 (添付−1  女川原子力発電所1号機 第17回定期検査 主要点検工程表 参照(PDFファイル)
 なお、地震に伴う1号機の安全機能確認については、平成17年8月18日までに保安規定に基づく設備の巡視点検および運転中に要求される安全上重要な設備の安全機能確認を実施し、安全上問題となる被害がないことを確認いたしました(平成17年9月2日お知らせ済み)。
 また、保安規定に基づく定期検査時に要求される安全上重要な設備の安全機能の確認については、第17回定期検査期間中に定期事業者検査として実施します。

添付−2 地震による設備への影響についての確認(安全機能の確認項目、1号機の実施状況)参照(PDFファイル)
添付−3 地震による設備への影響についての確認(その他の点検、1号機の実施状況)参照

2.主要機器の点検状況

主な機器の点検状況は以下のとおりです。
(1)制御棒のひび等に関する点検について

  東京電力福島第一原子力発電所6号機でハフニウム板型制御棒にひび等が確認されたことを受け、原子力安全・保安院より出された指示「制御棒のひび等に関する点検について(平成18・01・19原院第1号)」に基づき、平成18年1月25日から1月27日にかけて、ハフニウム板型制御棒9本の外観確認を実施し、異常のないことを確認しました。
 また、1月28日、29日に使用済ハフニウム板型制御棒5本の外観確認を実施し、異常のないことを確認しました。

(2)主復水器細管の点検

 主復水器(A)(B)の細管の点検を行っております。

3.トラブルに該当しないひび、傷等の状況について

 トラブルに該当しない「ひび」や「傷」等の軽度な事象は、ありませんでした。

以上

←← 東北電力トップページ ← 元のページへ戻る