プレスリリース



東通原子力発電所1号機の営業運転開始について
〜エネルギーセキュリティと地球環境問題に大きく貢献〜


平成17年12月8日

 東通原子力発電所1号機(沸騰水型軽水炉、定格電気出力110万キロワット、青森県下北郡東通村)は、平成16年12月24日の燃料装荷開始以降、試運転を行ってきましたが、本日、10時12分、経済産業省による使用前検査に合格し、営業運転を開始いたしました。

 東通原子力発電所1号機は、当社にとりましては、女川原子力発電所(宮城県牡鹿郡女川町および石巻市)1、2、3号機(いずれも沸騰水型軽水炉)に次いで4基目、国内で稼動中の商業用原子力発電設備としては54基目、うち沸騰水型軽水炉としては31基目となります。また、東通原子力発電所1号機の営業運転開始により、当社における原子力発電所の総電気出力は327万4千キロワットとなり、当社の総発電設備容量に占める原子力発電設備容量の割合は約20%となりました。

 東通原子力発電所1号機の設計にあたっては、これまで十分な実績のある沸騰水型軽水炉BWR-5型を採用し、当社女川原子力発電所をはじめとする先行プラントの経験を十分に生かすとともに、最新の知見を反映しております。

 また、平成10年12月の着工以来、安全確保を最優先に建設工事を進めてまいりましたが、今後とも、地域の皆さまに愛され、信頼される発電所となるため、「安全は全てに優先する」という意識を徹底し、安定運転の継続に努めてまいります。

 なお、東通原子力発電所1号機の概要主な特徴、ならびに、これまでの主な経緯につきましては別紙のとおりです。

以上

(別紙) 東通原子力発電所1号機の概要
(別紙) 東通原子力発電所1号機の主な特徴
(別紙) 東通原子力発電所1号機の主な経緯


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