プレスリリース



東通原子力発電所1号機の主蒸気隔離弁の不動作について

平成17年6月19日

 試運転中の東通原子力発電所1号機(沸騰水型、定格電気出力110万kW:青森県東通村)は、6月10日から計画的に停止し点検を行っているところですが、原子炉起動に向けた準備操作として主蒸気隔離弁を開けようとしたところ、6月19日6時22分頃、原子炉格納容器外側に設置してある主蒸気隔離弁(A)が中間開度で動作しなくなったことが確認されました。
 このため、原子炉起動に向けた準備操作を中止して、当該弁の点検を実施することといたしました。
 原因については、現在調査中です。
 なお、原子炉は起動前であり、本事象による発電所周辺への放射能の影響はありません。

以上

(参考)系統概要図(PDFファイル)

※ 主蒸気隔離弁
 主蒸気隔離弁は、原子炉から発生した蒸気をタービンへ導く配管(主蒸気配管)に設けられている弁で、4本ある主蒸気配管の原子炉格納容器の内側と外側に各1弁ずつ計8弁あり、原子炉とタービンを隔離する機能を持っています。

東通原子力発電所1号機の主蒸気隔離弁の不動作に関する原因と対策について(平成17年7月5日)


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