女川原子力発電所2号機 第7回定期検査 主要機器点検情報(平成17年4〜5月)
設備名 |
設備 区分 |
実施内容 |
検査 区分 |
概要 |
(計測制御系統設備)
・制御棒駆動機構 |
△ |
・作動試験 |
点 |
・ |
スクラムパイロット電磁弁137弁のうち2弁から通常よりも大きな振動音が確認された。(5月2日) |
・ |
作動試験を実施した結果、電磁石による駆動部のA側から振動音が発生していることを確認した。(5月2日) |
・ |
弁の動作に問題はなく、また、弁の外観や温度にも異常はなかったが、念のため、2弁とも新品の電磁弁に交換した。 (5月9日)
(詳細については、個別情報No.1参照(PDFファイル) |
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(蒸気タービン設備)
・タービン排気室 |
△ |
− |
点 |
・ |
タービン建屋2階にあるタービン排気室内のスプレイの状況を確認するため、マンホールを開放し、養生していたところ、平成17年5月9日12時頃、スプレイの水がマンホールの養生の隙間から漏えいし、さらにその漏えい水が地下2階に滴下しているのを確認した。 |
・ |
タービン排気室スプレイを停止することにより漏えいは停止した。 |
・ |
漏れた水の量は約40リットルであり、漏えい水から放射能は検出されなかった。
(詳細については、個別情報No.2参照(PDFファイル)) |
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【設備区分】 |
○: |
安全上重要な系統(原子炉圧力バウンダリ、原子炉本体、非常用炉心冷却系) |
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△: |
それ以外の系統 |
【検査区分】 |
定: |
法令に基づき国または機構※が実施する定期検査 |
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事: |
法令に基づき当社が実施する定期事業者検査 |
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点: |
保守管理に基づく点検・補修等 |
※:機構とは、独立行政法人 原子力安全基盤機構の略称。 |
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