平成17年4月10日
試運転中の東通原子力発電所1号機(沸騰水型、定格電気出力110万kW)は、原子炉起動中(未臨界状態)のところ、11時46分頃、185本ある制御棒のうち1本の制御棒位置が確認できないことを示す警報が発生しました。
このため、当該制御棒が動かないようにする措置を講ずるとともに、13時15分に、原因を調査するため、原子炉を手動で停止することを決定し、13時39分、原子炉は停止いたしました。
原因については調査中です。
なお、排気筒モニタ、排水モニタ、モニタリングポストに異常な変化はなく、この事象による発電所周辺への放射能の影響はありません。
以上
東通原子力発電所1号機の原子炉手動停止に関する原因と対策について(平成17年4月12日)
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