プレスリリース



添付資料−3

再発防止対策について


項目 再発防止対策
当該弁および類似弁
  • アームと弁体ロッドの隙間等の状況変化を確認するため、定期検査の都度点検を実施。
  • 工事要領書にアームと弁体ロッド接合部のスケールを十分除去し、接合部の動きがスムーズになるよう手入れすることなどを記載し管理。
  • 接合部の隙間管理はこれまで上限値を設け管理していたが、新たに下限値を設け管理。
  • シート部の健全性を確認するために、運転圧力の局部漏えい試験を実施。
通常運転中における格納容器の気密性の管理
  • 1回/日以上、格納容器圧力・温度をもとに運転中の窒素漏えい率を求め、格納容器の気密性を確認。
  • 過去の運転実績を勘案し、格納容器安全管理基準として「調査レベル」、「安全管理レベル」の2段階の管理レベルを設定し、運転中の格納容器の気密性を確認する。
 ※ 「調査レベル」、「安全管理レベル」については、今後の運転実績を踏まえて適切に見直しを行う。
「調査レベル」
  • 日々の窒素漏えい率を監視し、「調査レベル」に達した場合には速やかに気体漏えい箇所の調査を開始し、必要に応じて補修等を実施。
  • 女川1号機の場合、0.1%/日。注1
「安全管理レベル」
  • さらに、運転上の制限として、「安全管理レベル」を設け、これを超えた場合には、保安規定に基づき「運転上の制限」からの逸脱を宣言する。
  • 女川1号機の場合、0.15%/日。注2
(注1)0.1%/日 過去の運転実績を参考として、「安全管理レベル」以下に設定。
(注2)0.15%/日 窒素補給回数の少ない第12、13サイクルの運転実績を参考として設定。

以上


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