プレスリリース



添付資料−1

窒素補給回数増加に関する調査結果の概要


内容 結果
【2月25日〜27日】
格納容器運転圧力での漏えい箇所特定調査
(約2〜6キロパスカル)
  • 高圧注水系タービン排気ラインの逆止弁シート部からの漏えいを確認(箇所 @)
  • その他に、弁、配管継手部から微小な漏えい(2箇所)を確認(箇所 A、B)
【3月3日〜11日】
格納容器設計圧力での局部漏えい試験
(弁間等を約400キロパスカルで加圧)
  • 弁からの漏えい(1箇所)を確認(箇所 C)
  • 高圧注水系タービン排気ラインの逆止弁からは漏えいは確認されず
【3月12日〜14日】
漏えい箇所補修前の格納容器全体漏えい率試験
(約400キロパスカルで加圧)
  • 全体漏えい率試験の結果は,
    0.0659%/日
  • 弁から微小な漏えい(7箇所)を確認
    (箇所 D〜J)
【3月15日〜26日】
高圧注水系タービン排気ライン逆止弁の調査
(分解調査等)
  • 当該逆止弁のアームと弁体ロッドの接合部の動きが固くなっていることを確認
  • 運転圧力での局部漏えい試験(約2キロパスカル)を実施し、漏えいが発生することを確認
  • アームと弁体ロッドの接合部の調査により、「接合部の隙間にスケールが付着していること」,「弁体ロッドの径が大きくなっていることおよび弁体ロッドの全長が短くなっていること」等を確認
  • 補修後に実施した運転圧力、設計圧力での局部漏えい試験により問題ないことを確認
【3月28日〜30日】
漏えい箇所補修後の格納容器全体漏えい率試験
(約400キロパスカルで加圧)
  • 全体漏えい率試験の結果は,
    0.0485%/日

  漏えい発生箇所を別紙(漏えい調査結果)(PDFファイル)に示す。


【参考】過去の窒素補給およびベント実績
サイクル数 窒素補給回数 ベント回数
1(S59.6〜S60.4) 1 58
2(S60.6〜S61.4) 1 13
3(S61.7〜S62.4) 4 22
4(S62.7〜S63.4) 0 14
5(S63.7〜H1.4) 0 28
6(H1.7〜H2.9) 0 32
7(H2.11〜H3.10) 0 16
8(H3.12〜H5.1) 0 33
9(H5.6〜H6.5) 0 27
10(H6.7〜H7.9) 1 40
11(H8.2〜H9.4) 3 17
12(H9.6〜H10.9) 0 19
13(H10.11〜H12.1) 2 16
14(H12.3〜H13.4) 30 15
15(H13.7〜H14.9) 45 3
16前半(H15.7〜16.2) 31 17
16後半(H16.3〜16.9) 0 15
17(2/24まで) 12 0

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