企業の社会的責任(CSR)に関する取組みの強化について
〜地域社会からの一層の信頼獲得に向けて〜

平成17年1月27日

 当社は、このたび、「地域社会みなさまの より大きな信頼を 東北電力」のスローガンのもと、企業の社会的責任(CSR)を果たす取組みを一層強化するため、新たに、社長を議長とする「CSR推進会議」を設置するとともに、副社長をCSR担当役員に任命いたしました。

 当社は、これまで、電気事業を担う公益企業として「地域社会との共栄」「新しい企業価値の創造」を経営理念に掲げ、企業倫理・法令の遵守を前提に、地域協調活動をはじめ地球環境問題への対応などに積極的に取り組んでまいりました。

 一方、国際化の進展や続発する企業不祥事などを背景に企業の社会的責任(CSR)が関心を集めており、企業活動におけるCSRへの取組みはより重要性を増してきております。

 こうした状況を踏まえ、当社としては、電力自由化が進展し競争が激化する中にあっては、コストダウンへの取組みを継続しながら収益拡大に向けた取組みを進め市場競争力を確保していくと同時に、企業としての社会的責任を着実に果たしていくことが、お客さま、株主・投資家の皆さま、地域社会などから信頼され、評価していただけることにつながると考え、CSRへの取組みをより一層強化することとしたものです。

 今後、この「CSR推進会議」を中心に、CSR活動は全ての事業活動に関わるとの認識のもと、引き続き、経済的側面、環境的側面、社会的側面の全ての側面をバランスよく捉えた取組みを行うこととし、特に@企業倫理・法令の遵守、およびA環境への配慮、を徹底するとともに、B東北地域の持続的な発展に貢献できるよう、地域協調や地域活性化支援などの活動に注力して参りたいと考えております。

 活動の展開にあたっては、お客さま・株主・投資家・地域社会といった当社の事業活動に係りのある皆さまから広くご意見をいただくとともに、当社のCSR活動に関する取組み方針、活動状況については、毎年CSRレポート(仮称)としてとりまとめ公表することとしております。

 当社のCSRに係る取組み強化の概要およびこれまでの主な取組みの概要は、別紙のとおりです。

以上

(別紙1):「CSR」の取組み強化の概要
(別紙2):当社のCSRに係る主な取組みの現状