3.定期検査期間中に実施する主要な点検ならびに作業計画 |
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(1) |
燃料集合体の取替え
560体ある燃料集合体のうち、108体程度を新燃料に取替える計画としております。
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(2) |
制御棒駆動機構の点検
137体ある制御棒駆動機構のうち、19体について分解点検を実施します。
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(3) |
出力領域モニタの取替え
31本ある出力領域モニタのうち、性能機能維持を図るため10本について取替えを実施します
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(4) |
復水器細管の点検
26,600本ある復水器細管の外周管(1,780本)について点検し、必要に応じて補修を実施します
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高サイクル熱疲労割れに係る検査
国内PWRプラントにおいて、熱交換器の胴側出口配管部で、高温水と低温水の混合により発生する温度ゆらぎを主な要因とする高サイクル熱疲労割れが発生した事例に鑑み、経済産業省原子力安全・保安院より指示があり、同様の熱疲労割れが発生する可能性のある残留熱除去系※1の熱交換器の出口配管について超音波探傷検査を実施します。
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炉心シュラウドの点検※2
前回の定期検査期間中において、ひびが確認された炉心シュラウドについて、経済産業省原子力安全・保安院からの指示に基づき、目視点検や超音波探傷検査を実施します。
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(7) |
炉心シュラウドの補修工事
前回の定期検査期間中に確認されたシュラウドサポートリング溶接線近傍のひび※3については、今回の定期検査期間中において、ひびの進展状況を確認するとともに、タイロッド工法※4による補修工事を実施します。
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(8) |
配管減肉に係る点検
タービン系の配管について肉厚測定検査を実施します。 なお、次回以降の定期事業者検査で点検予定だったものも前倒しして実施します。
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