女川原子力発電所の原子炉設置変更許可を申請
〜不燃性雑固体廃棄物の固型化処理を採用〜


平成16年12月3日

 当社は、本日、「女川原子力発電所 原子炉設置変更許可申請書(1号、2号及び3号原子炉施設の変更)」を経済産業大臣あてに提出いたしました。

 現在、女川原子力発電所の放射線管理区域内において定期検査時等に発生する金属、保温材等の不燃性の雑固体廃棄物については、圧縮可能なものは圧縮して体積を減らした後に、ドラム缶等に詰めて発電所構内の固体廃棄物貯蔵所等に貯蔵・保管しています。
 当社は、今後の発生分も含め、これらの不燃性雑固体廃棄物を日本原燃株式会社低レベル放射性廃棄物埋設センターに搬出することとしておりますが、安全かつ安定に埋設するために廃棄物を固型化する必要があるため、ドラム缶詰めした不燃性雑固体廃棄物にモルタルを充填して固型化する処理方法を女川原子力発電所で採用することとしました。
 このため、必要な安全規制上の手続きの一環として、本日、原子炉設置変更許可申請を行ったものです。

 なお、申請の概要につきましては、以下のとおりです。

[申請の概要]
  (1)申請年月日: 平成16年12月3日
  (2)変更の項目: 女川原子力発電所の不燃性雑固体廃棄物の処理方法に固型化処理を採用(別図参照

以上

別図:不燃性雑固体廃棄物の固型化処理の概要(PDFファイル)