女川原子力発電所 平成16年度緊急被ばく医療訓練の実施について


平成16年11月22日

 東北電力女川原子力発電所では、平成16年11月24日(水)、医療機関および消防救急隊との合同による「緊急被ばく医療訓練」を実施いたします。

 当社では、万一、原子力発電所内において原子炉施設の運転保守や定期点検等を実施している際に傷病者が発生し、放射性物質が衣服や体表面に付着した場合でも、医療機関で迅速な医療措置が受けられるよう、石巻赤十字病院(石巻市吉野町)ならびに女川町立病院(女川町鷲神浜)と覚書を締結しております。

 緊急被ばく医療訓練は、この「女川原子力発電所構内における労働災害等による傷病者が、放射性物質による汚染を伴う場合の診療に関する覚書」に基づき定期的に実施しているもので、今回で3回目となります。

 今回の訓練では、消防、医療機関等との通報連絡や汚染状況等についての連携体制を確認するとともに、今回初めて、女川町立病院における傷病者の搬送受入・医療措置訓練と、石巻赤十字病院から二次緊急医療機関である東北大学病院への防災ヘリコプターを利用した搬送訓練も実施することとしております。

 なお、防災ヘリコプターによる搬送訓練の模様をご取材されたい方は、当日、14時00分までに、石巻市雲雀野公園西側までお越しください。

 また、訓練の主な概要については別紙のとおりとなっております。

以上

別紙:女川原子力発電所 平成16年度緊急被ばく医療訓練の概要について