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女川原子力発電所3号機 第2回定期検査主要機器点検情報(平成16年8月) |
設備名 | 設備 区分 |
実施内容 | 検査 区分 |
概要 | |
(計測制御系統設備) | ・移動式炉心内計装系 | △ | ・性能点検 | 点 | ・ 移動式炉心内計装系隔離弁について、動作確認のために全閉操作を行ったところ全閉しなかった。当該弁について分解点検を実施したところ、配管内部の塗布剤が剥離し弁座部分に固着していたことが確認された。このため、塗布剤固着部分を清掃し、弁が正常に動作することを確認した。 (詳細については、個別情報No.1参照(PDFファイル)) |
(蒸気タービン設備) | ・タービン蒸気加減弁 | △ | ・機能検査 | 事 | ・原子炉保護系の機能検査中に、タービン蒸気加減弁を閉じたところ、弁を閉じた際に発信される原子炉自動停止信号が発信されなかった。タービン蒸気加減弁に内蔵されたスイッチを確認したところ、スイッチに位置のずれが認められた。このためスイッチ位置の再調整を行い、正常に動作することを確認した。 (詳細については、個別情報No.2参照(PDFファイル)) |
(原子炉冷却系統設備) | ・高圧給水加熱器 | △ | ・調整運転 | 点 |
・原子炉を起動し発電機等の試験を実施していたところ、高圧第2給水加熱器(B)逃がし弁のフランジ部より微量な漏えいが確認された。このため、原子炉を停止し、当該弁フランジ部を点検することとした。 (詳細については、個別情報No.3参照(PDFファイル)) |
【設備区分】○: | 安全上重要な系統(原子炉圧力バウンダリ、原子炉本体、非常用炉心冷却系) △:それ以外の系統 |
【検査区分】定: | 法令に基づき国または機構※が実施する定期検査 事:法令に基づき当社が実施する定期事業者検査 点:保守管理に基づく点検・補修等 ※:機構とは、独立行政法人 原子力安全基盤機構の略称。 |