東仙台変電所の使用を開始
〜仙台市および宮城県中央地域における一層の電力の安定供給を図る〜

平成16年6月7日

 当社は、仙台市を中心とする宮城県中央地域における一層の電力の安定供給を図るため、新仙台火力発電所構内に東仙台変電所の新設工事(電圧:27万5千ボルト、出力:90万キロボルトアンペア)を進めてまいりましたが、6月4日午後10時35分に同変電所の使用を開始いたしました。

 これまで同地域へは、仙台変電所(仙台市泉区)および西仙台変電所(仙台市太白区)などを拠点変電所として電力供給を行ってまいりましたが、同地域においては、今後も堅調な電力需要の増加が予想されることから、この対策として、今回新たに東仙台変電所を建設したものです。

 東仙台変電所の新設工事にあたっては、新技術・新工法の積極的な採用により、供給安定性の向上を図るとともに、建設工事費の削減に努めました。
 具体的には、送電系統内の電力潮流を制御できる主要変圧器の採用により、系統安定度の向上を図るとともに、「ガス絶縁開閉装置」や「縮小型ガス絶縁分岐母線」、「新型集中監視制御システム」の採用により、機器の小型化などを図り、建設工事費の抑制に努めております。

 なお、東仙台変電所の概要については別紙のとおりです。

以 上