仙台火力発電所のリプレース計画について 〜競争力強化、二酸化炭素の排出削減の観点から高効率コンバインドサイクル発電を導入〜
|
平成15年11月19日 当社は、火力電源の競争力強化と二酸化炭素の排出削減に向けて、このほど、仙台火力発電所1号機から3号機を段階的に廃止し、その跡地に、40万kW級の高効率コンバインドサイクル発電設備を建設することといたしました。 仙台火力発電所は、運転開始から既に40年以上が経過し、設備の経年化により保守コストが割高となっておりました。このため、同火力発電所3号機を 昨年4月から、また1号機を本年10月から長期計画停止としておりますが、このほど、2号機を16年度中に長期計画停止するとともに、3号機を今年度末で、また1、2号機を19年度中にそれぞれ段階的に廃止することといたしました。また、その跡地に、平成22年7月の営業運転開始を目指し、新たに天然ガスを燃料とする高効率コンバインドサイクル発電設備を建設することを計画いたしました。 今回導入を計画している高効率コンバインドサイクル発電は、ガスタービンと蒸気タービンを組合せて発電を行うもので、従来の方式と比較して、熱効率が高く、エネルギーの有効利用を図れることが大きな特徴です。これにより、発電コストを低く抑えることが可能となり、火力電源の競争力を強化することができます。 なお、本リプレース計画につきましては、本日、地元の七ヶ浜町に対して 申し入れを行っており、今後、地元自治体をはじめ、地域の皆さまのご理解を得ながら、進めていくこととしております。 仙台火力発電所のリプレース計画の概要等については、別紙のとおりです。 以上 |