高効率コンバインドサイクル発電の特徴
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エネルギー利用効率の高い発電システム
ガスタービンと蒸気タービンを組み合わせた発電システムで、燃焼ガスの熱膨張エネルギーによりガスタービンを回転させると同時に、ここで生じた高温の排出ガスから熱を回収して蒸気を発生させ、蒸気タービンを回して発電します。これにより、従来の蒸気タービンでの発電と比較して熱効率が高く、エネルギーの有効活用が図れる発電システムです。
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2. |
燃料にはクリーンな天然ガスを使用
燃料にはクリーンな天然ガスを使用するため、硫黄酸化物(SOx)やばいじんが発生しません。さらに、地球温暖化の原因となる二酸化炭素の発生も少なく、環境への影響を低減することができます。
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3. |
窒素酸化物(NOx)が低減
ガスタービンには低NOx燃焼器を採用するとともに、脱硝装置を設置することにより窒素酸化物が低減します。 |
4. |
温排水量が減少
ガスタービンと蒸気タービンにより発電しますが、同じ電気出力を得る場合、ガスタービンは温排水を排出しないため、蒸気タービンのみで発電するシステムと比較して温排水量が減少します。
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