女川原子力発電所2号機のシュラウドの点検結果(目視点検、超音波探傷検査) および「発電用原子力設備技術基準特殊設計施設認可申請書」の提出について |
平成15年9月10日 当社、女川原子力発電所2号機(5月22日から第6回定期検査中)の原子炉圧力容器内にあるシュラウドの溶接線およびその近傍について、水中カメラを用いた目視点検および超音波探傷検査による詳細調査を終了いたしました。 また、超音波探傷検査結果に基づき、シュラウドの健全性評価を行い、本日、発電用原子力設備技術基準特殊設計施設認可申請書(以下「特認申請書」)を経済産業大臣に提出しました。 点検結果および健全性評価結果は以下の通りです。 1. 目視点検の結果について(別紙2)
2. 超音波探傷検査の結果について(別紙3)
3.シュラウドの健全性について(別紙4)
以 上 (*1)「発電用原子力設備に関する技術基準(省令第62号)」第3条の規定
[参考:これまでのお知らせ内容]
女川原子力発電所2号機原子炉圧力容器内のシュラウドの溶接線およびその近傍について目視点検を実施したところ、中間部リングの上部格子板設置用部材(7箇所)との溶接線近傍にひびが確認されました。
また、サポートリングの溶接線近傍についても、全周の約30%の範囲の目視点検を実施したところ、ひびが確認されたことから、点検範囲をサポートリングの全周に広げ、目視点検を継続するとともに、ひびが確認された箇所については、超音波探傷検査による詳細調査を行うこととしました。(平成15年6月16日お知らせ済み)
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