女川原子力発電所２号機の原子炉再循環配管点検結果について


平成15年8月1日

　当社、女川原子力発電所２号機（５月２２日から第６回定期検査中）は、原子力安全・保安院に提出した点検計画に基づき、５月２８日から原子炉再循環配管の３９箇所の溶接継手部について、超音波探傷検査による自主点検を実施した結果、６月２３日に、１箇所の溶接継手部にひびの兆候を確認いたしました。
（６月２４日お知らせ済み）

　ひびの兆候が確認されたことから、点検範囲を全溶接継手部(７６箇所)に拡大し、残りの３７箇所についても、超音波探傷検査を継続して実施しておりましたが、全ての点検を終了した結果、新たに１箇所の溶接継手部にひびの兆候を確認いたしました。
　この結果、ひびの兆候が確認されたのは、全溶接継手部(７６箇所)のうち２箇所となりました。
　今回ひびの兆候が確認された配管については、今後、新しい配管と取替えることとしております。なお、６月２３日にひびの兆候を確認した配管の取替作業については、７月２９日より開始しております。

以上

「原子炉再循環配管　鳥瞰図　等」
「女川原子力発電所２号機　原子炉再循環配管概要図」
「女川原子力発電所２号機　原子炉再循環配管　超音波探傷検査結果」