WANO(世界原子力発電事業者協会)東京センター
青森ワークショップの開催について

平成14年11月8日

 当社は、11月12日(火)から14日(木)までの3日間にわたり、青森市において、WANO(世界原子力発電事業者協会)東京センターの活動の一環として、青森ワークショップを開催いたします。

 WANOは、1986年に発生したチェルノブイリ事故を契機に、原子力発電所の安全性と信頼性を高めることを目的に、1989年に設立した原子力事業者による民間組織で、現在、世界35の国や地域から132の事業者が加盟しております。
 WANOでは、世界4ヵ所(アトランタ・モスクワ・パリ・東京)に地域センターを置き、各地域センターごとにWANOの活動に係わる業務を実施しており、このたび開催されるワークショップも主な活動のひとつとなっております。
 ワークショップは、各地域センターに加盟する原子力事業者が一堂に会し、参加者の専門技術やノウハウを深めるために、運転・保守等の特定テーマに沿って論文発表・情報交換を行うもので、加盟事業者の持回りにより、毎年実施されております。

 今回の青森ワークショップでは、当社がホスト役を務め、「新規プラントにおける効率化と品質管理」をテーマに、WANO東京センターの会員である、日本、韓国、中国、台湾、インド、パキスタンの6か国から29名が参加する予定であります。

 3日間のワークショップにおいては、16件の論文発表が行われるほか、当社東通原子力発電所建設所の視察も予定しており、これらを通じて活発な意見交換が行われるものと期待しております。

 なお、青森ワークショップの概要およびWANOの概要などについては、別紙のとおりです。

以 上