実用発電用原子炉施設への航空機落下確率 評価結果の提出について 〜女川原子力発電所・東通原子力発電所では国の基準値を満足〜 |
平成14年9月30日 当社は、平成14年7月30日付けで原子力安全・保安院より要請がありました「実用発電用原子炉施設への航空機落下確率の評価について」に基づき、女川原子力発電所および建設中の東通原子力発電所(以下、「当社原子炉施設」)への航空機落下確率の評価を行ってまいりましたが、本日、評価結果を原子力安全・保安院へ提出いたしました。 これは、原子力安全・保安院が今年7月に制定した評価基準「実用発電用原子炉施設への航空機落下確率に対する評価基準について」に基づき、既に原子炉設置許可を受けている原子炉施設への航空機落下の可能性(発生確率)を評価したものです。 本評価基準では、原子炉施設への航空機落下を設計上考慮する必要があるか否かの判断の目安となる基準値(10-7回/炉・年)を示すとともに、基準値を判断する際の標準的な航空機落下の評価方法が定められております。 本評価基準においては、ジェット旅客機などの民間大型航空機、ヘリコプターやセスナ機といった有視界飛行方式民間航空機、自衛隊機及び在日米軍機を評価の対象としております。 この評価基準に提示されている評価方法に基づき、当社原子炉施設について評価を実施したところ、航空機落下の確率は上記基準値を満足する結果となりました。 今回実施した評価結果等については別紙のとおりです。 以 上 |