東北電力「環境行動レポート2002」の発行について 〜CO2排出量2%低減・廃棄物の有効利用率1ポイント向上〜 |
平成14年8月22日 当社は、従来より環境保全に向けた取り組みを積極的に展開しておりますが、このたび、2001年度の活動実績などをとりまとめた「環境行動レポート2002」を発行いたしました。 2001年度は、同年度からスタートした中期環境行動計画で掲げた重点方針に基づき環境活動に取り組んだ結果、特に、地球温暖化防止に向けた取り組みと循環型社会の形成に向けた省資源・リサイクルの推進において、着実な進展が見られました。 地球温暖化の防止については、原子力開発の推進、原子力設備利用率や火力熱効率の維持・向上、新エネルギーの普及拡大、エネルギーの有効利用など需給両面での対策や、京都メカニズム活用策の検討など、幅広く取り組んでいます。 一方、循環型社会システムの形成に向けた省資源・リサイクルの推進については、廃棄物のリサイクル率90%以上を2003年度の目標に掲げ、設備の運転や工事に伴い発生する廃棄物の抑制、再使用、リサイクルに積極的に取り組んでおります。 今回の環境行動レポートの作成にあたっては、地域の方々に当社の環境保全への取り組みを広くご理解いただくことをねらいに、2001年度のトピックスを"環境ニュース"として整理するとともに、お客さまから寄せられた主なご質問に対して"Q&A"形式で回答を掲載するなど、より分かりやすさに配慮した構成へと改善を図っています。 当社は、地域社会の一員として、積極的に環境活動に取り組むとともに、環境コミュニケーションを通じて地域のみなさまと環境活動をともに考え、行動していくことが重要と考えています。当社では、こうした考え方を「環境方針」として掲げ、具体的な「行動計画」を策定して環境問題への取り組みを進めています。平成14年度中期環境行動計画では、5つの重点方針に基づき、取り組みを一層推進・加速化することとしています。 なお、平成14年度中期環境行動計画の概要については別紙のとおりです。また、環境活動の詳細なデータや取り組み状況については、「環境行動レポート(Web版)」として、当社ホームページ(http://www.tohoku-epco.co.jp/)に掲載しています。
以 上 |