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環境方針および平成14年度中期環境行動計画の概要

 当社は、環境方針の具現化に向け、中期経営方針などを踏まえた3ヵ年のローリング計画として「中期環境行動計画」を策定し、2001年度からスタートしています。
 平成14年度中期環境行動計画では、前年度に掲げた5つの重点方針を継承しつつ、環境問題を巡る最新動向などを勘案し、以下の施策を力点に取り組みを一層推進・加速化することとしています。

【環境方針】
 東北電力は、地域とともに環境に調和した社会経済システムの形成に努めていきます。

【重点方針】
 ◆地球温暖化の防止に向けた取り組みの推進
 ◆循環型社会の形成に向けた省資源・リサイクルの推進
 ◆地域環境の保全
 ◆環境コミュニケーションの充実
 ◆環境マネジメントによる継続的改善

【具体的施策】
●CO削減に向けた対応策の検討
 原子力開発の推進、原子力設備利用率・火力熱効率の維持・向上、新エネルギーの普及拡大、エネルギーの有効利用など需給両面での対策を着実に推進するとともに、CO削減に向けた、設備対策や京都メカニズムの活用策について検討していきます。

●廃棄物の管理・リサイクル施策の推進
 リサイクル率90%以上を2003年度目標に掲げて、設備の運転や工事に伴い発生する廃棄物の抑制、再使用、リサイクルに積極的に取り組むとともに、廃棄物管理やリサイクルの方策について、グループ企業と連携しながら検討していきます。

●PCBの無害化計画の着実な推進
 当社は、PCB特別措置法(2001年7月)の施行に伴い、一定期間内でのPCB廃棄物の処理が義務付けられたことを受け、現在保有しているPCBの無害化処理について検討を行い、早期に処理開始できるよう積極的に取り組んでまいります。

●「環境・エネルギー学習」支援活動の充実
 環境問題への関心の高まりや「総合的な学習の時間」の全面導入を契機に、これまで当社各事業所で培ってきた教育関係者とのネットワークを活用しながら、次世代層に対する「環境・エネルギー学習」支援活動の充実を図っていきます。

以 上