第二上野尻発電所が運転を開始 |
平成14年6月6日
本発電所は、既設上野尻ダムをそのまま利用し、既設上野尻発電所(出力52,000kW)に併設したもので、最大毎秒100立方メートルを取水し、有効落差15.54メートルを利用して最大出力13,500kWを発電するダム式発電所です。 本発電所を設置した阿賀野川水系は、その豊富な水量と落差を最大限に利用してダム式発電所を階段状に設置している当社でも有数の水力発電地帯であり、本発電所は阿賀野川水系の河川一貫運用による水資源の有効活用を図ることを目的として設置したものです。 本発電所は、世界初となる立軸バルブ水車(※)を採用しており、従来の横軸バルブ水車と比較して、水路延長の短縮により水路損失を軽減でき出力の向上が図られることや、機器搬入スペースを縮小し発電所建屋を小さくできることなどの特徴を持っています。 なお、本発電所の建設に当っては、発電所基礎や放水路トンネルの設計・施工方法見直しなどにより、約12億円の工事費低減を図っています。 発電所の概要は別紙のとおりです。 以 上 |