プルサーマルの理解促進に向けた取り組み状況について

平成13年12月21日

 ウラン資源を有効利用するプルサーマルの推進は,わが国の安定したエネルギー源確保のために必要であり,2010年までに全電気事業者で16〜18基のプラントでプルサーマルを実施する計画となっております。
 当社におきましても,女川原子力発電所において2010年までにプルサーマルを実施する計画としております。

 このような中,本年6月1日の経済産業大臣からのプルサーマル計画への取り組み強化に関する指示を踏まえ,電気事業連合会に「プルサーマル推進連絡協議会」を設置し,理解活動の強化などについて検討を進め,本年8月21日に理解活動のための体制強化および今後の取り組みに関する検討状況を経済産業大臣に中間報告いたしました。
 当社におきましても,本年6月11日に社長を委員長とする「原子力推進対策委員会」を設置するなどプルサーマルを含む原子力に関する諸計画の推進体制を強化したうえで,プルサーマル推進のためには地元の皆様の理解を得ることが不可欠であるとの認識のもと,現在,様々な理解活動を展開しているところであります。

 また,8月の経済産業大臣への報告の際,年内中にプルサーマル推進に向けた取り組み状況を公表することとしており,このたび,当社におけるこれまでのプルサーマルの理解促進に向けた取り組み状況をとりまとめましたので,別紙のとおりお知らせいたします。
 当社は今後ともプルサーマル推進に向けて広く皆様のご理解を得られるよう努力してまいります。

以 上