前回までの取材で電気料金の
仕組みがよくわかったけど、
電気料金が上がったり下がったりする
仕組みについてもう少し詳しく知りたいニャ。
世界情勢や円安の影響で
燃料価格は高騰。
ロシア・ウクライナ情勢が
激化する以前の(2022年1月)価格と比べてみると
2022年の
最も
高い時で
燃料価格高騰の影響で
電気料金が高くなったので、
今年の2月分の電気料金
からは、国の補助を受けて、
お客さまの負担を軽減
しているんだよ。
火力発電に使う
燃料の輸入価格は、
世界情勢や為替などの
影響で毎月変わる。
それを
電気料金に反映させるのが
「燃料費調整制度」だったね。
あらかじめ設定している
「基準燃料価格」に対して、
実際の燃料価格「平均燃料価格」が高かったら上乗せ、
逆に低かったら差し引いて、
毎月の「電気料金」を
決めるんだ。
「平均燃料価格」とは、
過去3カ月間の
燃料価格を平均したもの。
8月分の電気料金が7月分より
下がったんだけど、それは
3〜5月分の燃料価格が
下がったからなんだ。
電気料金は大きく
「規制料金」と「自由料金」の
2つに分けられるんだ。
2016年の電力自由化が
きっかけとなったんだよ。
東北電力の場合、
「従量電灯」などが
規制料金プラン
になるね。
自由料金は
電力会社が
独自に内容を
設定できるんだ。
例えば……
夜間や週末にたくさん
電気を使う人に
適したプランとか
いろんなプランの中から
自分の生活スタイルに
合ったプランを自由に
選ぶことができるんだ。
「料金シミュレーション」を
使って自分にピッタリの
プランを見つけられるよ。
電気のこと、
少しずつ
わかってきたニャーっ!
いい記事が
書けそうだニャ!
頑張りすぎて
オーバーヒートにならないよう、
少しクールダウンしようか。
最近は暑い日が続いて
冷房が欠かせないよね。
次回は、
「夏の節電」について
お話しするよ。
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